ミシンを買おうと思ったきっかけ
子どもを授かり、まず最初に興味を持ったのは編み物でした。編み物ならば、毛糸と針だけで初期費用がかからないからです。ですが、コツコツ毎日時間をかけてやる編み物。これがイマイチわたしに向いていませんでした。本を眺めては、あれもこれも可愛いなぁとは思い、材料まで買うものの、全然形にならない。次第に興味が薄れていきました。
次に思いついたのがミシンです。ミシンならば早くて1日で作品が完成するので、毎日コツコツが苦手な私にも向いてる気がしました。ミシンっておいくらだろう?とりあえずネットで値段を見てビックリ!めちゃくちゃ高い!続くかも分からないミシンに大金をかけるなんて…そう思い、実家に埋もれていた年代物のミシン本体のみを自宅に持ってきました。まずは小物や袋物から。なんとなく形になって、次第に楽しくなってきます。調子に乗って、厚手生地を縫おうとしたところで、壁にぶつかります。生地の厚みで前に縫い進めない!下糸がおかしくなる!だいたいフットコントローラーもなくて思うようにスタートストップが出来ないのが悪いとか、説明書がないのが悪いとか八つ当たりが始まります。廃盤でしたが、メーカーに説明書と対応するフットコントローラーがあったので取り寄せました。今度こそ!と思ったところで、自動糸通し機能パーツが破損。廃盤なのでパーツもなく、しばらく自力で糸を通すも、効率の悪さに根を上げました。
もうこうなったらミシン買うしかないよね!心は決まりました。
ミシン選び
年代物ミシンを使っていて不便に感じていたことと、ミシンの作業部屋が寝室の隣だったことから、私が重要視したのは以下の通りです。
- ミシンの動作音が静かなこと
- 厚手生地を縫えるパワーがあること
- 自動糸通し、自動糸調子機能があること
家電を買う時と同様に、ネット上のクチコミが多数あり、評価が高いことも参考にしました。そして、候補としてJUKIのExceed Quilt Special HZL-F600JP(通称:キルスペ)が挙がりました。廃盤機種を使っていた時は、トラブルの際に検索しても情報がヒットしませんが、キルスペと検索すると情報がたくさん出てきます。ネットに情報がたくさん出回っていることは、検索すれば問題が解決出来たり、テクニックを調べることが出来るというメリットがあります。
結果、私は押さえが標準装備のHZL-FQ65(通称フリーザ様)を購入しました。なぜそんな通称なのかは、写真を見ればお分かりかと思います。ドラゴンボールを知っていれば、なるほど!となりますよね。この色は…という方には白のカバーも販売されていますし、キルスペ後継機種にはシンプルな色がありますので、シンプルな色が好きな方はそちらもご検討ください。
縫えればいいのでは?と思う方もいるかもしれませんが、やはり安かろう悪かろうなんです。高いミシンは、高い性能ゆえに綺麗に縫えます!ミシン屋のおじさんも「上手く縫えるかは、ミシンの腕より、ミシンの性能の差が大きい」と言っていました。後にロックミシンを買うのですが、このおじさんの名言はその時に納得することになります。
下のリンクはキルスペの後継機種です。縫い目模様をシンプルにした機種とのことですが、私も正直、直線とジグザグ縫い以外はほとんど使っていません。それは、私が作るのはニットメイン(Tシャツやトレーナー生地)だからです。また、例えば、刺繍ミシンを別で購入する場合等は複雑な縫い目模様は不要かもしれませんね。
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ミシンの見積もり
ミシンの値段を検索したことがある方は、オープン価格とか、お問い合わせくださいとか、ハッキリ明示していないお店を見かけたことありませんか?また、値段が記載されているネットショップも、目が飛び出るくらいお高い値段が表記されていますよね。私も最初は、その値段を間に受けて腰が引けてしまいました。調べていくうちに、実は、ミシンは定価があってないような物だということを知りました。
試しに、1つのお店に問い合わせを入れてみると、サイトに表記されたお値段よりも数万円安い見積書を送ってきてくれました。なんて安い店だ!なんて思いつつも、また別のお店に問い合わせると、似たり寄ったりのお値段のお見積りを出してくれました。なんと、そのお店が特別安いのではなく、そのお値段が相場だったということなんです。あとは、安さを取るか、アフターフォローを取るかの差です。もしもイベントに出店するつもりの場合は、故障の際、直ぐに対応してくれる近場のミシン屋さん、大手のミシン屋さんで買うというのも一つの案です。
大手のミシン屋さんをお探しの方は↓
私は、数万円の物を買う場合は最低2社は見積もりを取るようにしています。相見積もりであることを伝えると、競争心から、多少お値引きしてくださったり、オプションを付けてくれる可能性があるからです。
また、ネットで購入する場合は、楽天のお買い物マラソンやYahoo!ショッピングの周年祭など、キャンペーンを上手に活用すれば更にお得に買えることもありますので、安さ優先の方は良いかもしれません。
ミシンのオプション
ミシンには購入時に付属しているものと、オプションで購入が必要な物があります。何が付属しているか、販売店によって異なる場合があります。
私も購入する時は、よく分からないので、とにかくオマケはいっぱい付いていた方が良い!と考えました。ヘビーユーザーセットという押さえのセットの存在を知った時は、どうせ買うなら最初から!という考えしかなかったです。ミシン屋のおじさんは「どうせ使うのはその中の内の一個か2個だよ!」と言いましたが、とりあえず買っちゃいました。
結果、本当に1、2個しか使わなかったです(°_°)
これは私が主にやっているのがニットソーイングだからです。布帛中心の方はきっと出番があるので注意してくださいね。
【同時購入専用】【JUKI】【HZL-VS200】「ヘビーユーザーキット」
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絞って購入したい!という方には、バルキー押さえのみ購入するのをオススメします。これは子供服を作る上でよく活用します。肩や股部分に伸び防止でゴムを縫い込むのに使います。とりあえずバルキー押さえを購入して、ゆくゆくは買い足していくのも有りかと思います。
衣縫人、糸取物語用バルキー押さえ
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オマケで付いていることも多いですが、以下の3点はあったほうが良いです。
- 防音マット
- ワイドテーブル
- フットコントローラー
育児とミシンを両立させるには防音は必須です。また、仕事でもそうですが、作業スペースが広いほうが作業は捗ります。ミシンに慣れるまでは気にならないかもしれませんが、慣れてくると足でミシンを動かせたほうが効率的です。
ミシンの買い時
ミシンを買おうと思ったタイミングは人によって違います。学生でコスプレや衣装を作りたいと思った時、子どもが生まれてハンドメイドをプレゼントしたいと思った時、入園入学グッズを作らなければならない時など。
私は子どもがきっかけでしたが、欲しいと思ったならばそれが買い時だと思います。若い時は平気でオール出来ましたが、年齢とともに、起きている体力が無くなりました。育休や育短中はミシンを楽しむ余裕がありましたが、ワーママとなるとミシンの時間を5分確保するにも必死です。自由な時間がある内、体力のある内に、趣味は楽しんだほうがいいです!